「理念なき経営は、舵のない船」〜“なぜやるか”が人を動かす〜
こんにちは、山本です。
今回のブログは、シリーズの合間に少し視点を上げて「経営における“理念”の力」についてお話ししたいと思います。
多くの経営者とお話ししていて感じるのは、
「売上はあるのに、組織がまとまらない」
「社内に主体性がなく、指示待ちばかり」
という悩みがとても多いということ。
これ、原因は何だと思いますか?
答えはシンプル。
「理念が、機能していない」からです。
理念が“壁に飾ってあるだけ”になっていないか?
「うちにも理念はあるよ」と言う企業は多いですが、
それが“現場で活きているか”と聞くと、答えに詰まることがほとんどです。
たとえば、
・社員が日常の意思決定に迷った時、理念を基準にしているか?
・上司が部下を評価する時、理念と照らしてフィードバックできているか?
・経営者自身が、理念に照らして自らの行動を見つめ直しているか?
ここがYESでなければ、
理念はただの「スローガン」にすぎません。
「なぜやるのか?」が伝われば、人は自ら動き出す
理念経営の核心は、“在り方”を全員で共有することです。
人は「何をやるか」よりも、「なぜそれをやるのか?」に納得したとき、本気になります。
だからこそ、経営者自身が
・自分は何のためにこの会社をやっているのか?
・この事業を通じて、どんな未来を創りたいのか?
という“心のエンジン”を言語化し、日々、言葉と行動で伝えることが何より大切なんです。
理念は「内側の羅針盤」になる
市場は変化し続け、ビジネスの正解もどんどん塗り替えられていきます。
そんな時代だからこそ、変わらないもの――**「在り方=理念」**が、
社員一人ひとりの中にあるかどうかが、組織の持続性を決めるんです。
理念がある組織は、ブレません。
理念がある組織は、変化に強い。
理念がある組織は、人が育ち、残っていきます。
まずは、あなた自身に問いかけてみてください。
「自分はなぜ、この会社を経営しているのか?」
「この仕事を通じて、誰にどんな価値を届けたいのか?」
その答えこそが、あなたの会社の“魂”になります。
そしてそれが言葉になったとき――
その理念は、組織の“軸”として機能し始めるのです。
私はいつも顧問先の社長(代表)の方にはいつも言っている言葉があります。
「会社とは、代表の在り方が組織を創る」
だからこそ私は企業のお客様に対しては、まず『代表の研修』を導入してもらってます。
今、会社の方向性に迷わられている代表の方
誰にも言えないご相談もお聞きますので
是非、お問合せください。
山本
株式会社LeadCorrect
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