「“いい人”を演じて、壊れそうになったあなたへ」〜自分を取り戻すための、たったひとつの問い〜
こんにちは、山本です。
今回は、個人の方に向けて、大切なテーマをお話ししたいと思います。
誰かの期待に応え続けてきた。
周囲からは「優しい人」「気が利く人」「頼れる人」と言われてきた。
でも、ふと気づいたとき――
「自分が分からなくなっていた」
そんな経験、ありませんか?
■“良い人”を演じることは、無意識のサバイバル
「嫌われたくない」
「期待を裏切りたくない」
「空気を乱したくない」
それらは、悪いことではありません。
でもそれが無意識の反応になったとき、
人は少しずつ、自分の本音や感情を抑圧し始めます。
我慢して、笑って、合わせて――
いつの間にか、“演じている自分”が当たり前になってしまう。
■その“いい人”は、誰のためのもの?
他人から見たら良い人でも、
本人の内側には、「気づかれない怒り」「小さな悲しみ」「説明できない虚しさ」が積もっていく。
それは、“暗(ダークサイド)”として心の奥に沈み込み、
ある日突然、感情のフタが外れ、
・涙が止まらなくなる
・急にすべてを投げ出したくなる
・人間関係が壊れてしまう
という形で溢れ出すことがあります。
■感情は、“処理”するものではなく“包含”するもの
大切なのは、
「ポジティブにならなきゃ」でも
「切り替えなきゃ」でもなく、
「そう思ってたんだね」「そう感じてたんだね」と、
自分の感情に寄り添って、OKを出してあげること。
怒りも、悲しみも、虚しさも――
それが自分の一部だと認め、受け止めることが“暗の包含”なんです。
■“誰か”のために生きる前に、“自分”の人生を生きよう
他人の期待に応えようとする優しさは、素晴らしい才能です。
でも、それは“自分を犠牲にする”こととは違う。
本当に大切なのは、
「自分は何を感じ、どう生きたいのか?」を、自分自身が知ってあげることです。
そこには、自己承認、自責の視点、自我の回復がすべて繋がってきます。
なぜなら、自分の無意識(暗)に気づき、それを明るみに出すことこそが、
本当の意味で「自分を生きる」ことになるから。
“良い人”をやめることは、
“悪い人”になることじゃない。
本当のあなたに戻ること。
もし今、あなたの中にザワつく何かがあるなら――
それは、自分自身からの“呼びかけ”かもしれません。
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山本
株式会社LeadCorrect
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