新入社員が辞めない会社はここが違う!#1 「新入社員が辞める会社の“よくある落とし穴”とは?」
こんにちは、山本です。
4月になり、新しい出会いの季節がやってきましたね。
多くの企業で新入社員を迎えるタイミングかと思いますが、準備は万全でしょうか?
「せっかく採用したのに、すぐに辞めてしまう…」
そんな悩みを毎年繰り返している企業も少なくありません。
そこで今月は、“新入社員が辞めない会社は何が違うのか?”という視点で、
会社側ができる具体的な関わり方や仕組みづくりについて、5回にわたってお届けしていきます!
第1回の今回は、まず「新入社員が辞めてしまう企業に共通する“よくある落とし穴”」についてお話ししますね。
「新入社員が辞める会社の“よくある落とし穴”とは?」
4月は新しい仲間を迎える季節。
フレッシュな新入社員に期待を寄せる一方で、実は多くの企業が「早期離職」という見えないリスクを抱えています。
特に今の若手世代は、“自分に合わない”と感じた瞬間にすぐに辞める判断を下す傾向が強く、入社3ヶ月以内の離職率が年々上昇しているのが実情です。
では、なぜ新入社員は早期に会社を辞めてしまうのか?
そこには、多くの企業が無意識に踏んでしまっている“落とし穴”があります。
よくある落とし穴①:初日から放置してしまう
新入社員にとって、最初の印象はその後の定着に大きく影響します。
「何をすればいいのか分からない」「誰に聞いていいのか分からない」
そんな状態で1日を過ごしてしまうと、不安と孤独が積み重なっていきます。
よくある落とし穴②:期待ばかりを押し付けてしまう
「君には期待してるよ」「早く戦力になってくれ」
という言葉は、一見ポジティブに聞こえますが、新人にとってはプレッシャーになります。
まだ右も左も分からない状態で“期待”を伝えすぎると、自信を失い、委縮する要因になってしまうことも。
よくある落とし穴③:“仕事を教える”ことが目的になっている
多くの企業では、研修やOJTを通じて仕事を「教える」ことにフォーカスします。
しかし、最も重要なのは“会社に馴染めるかどうか”という心理的な安全性の確保です。
スキル以前に「ここにいていいんだ」と感じられる土壌がなければ、どれだけ研修を丁寧にしても、心は離れていきます。
早期離職の原因は、「本人の弱さ」ではなく、環境設計のミスであることがほとんど。
まずは会社として、「どんな落とし穴があるか?」を把握することが第一歩です。
次回は、「初日から差がつく!受け入れ体制の整え方」についてお届けします。
新人が“この会社に入ってよかった”と感じる、たった1日の魔法。ぜひお楽しみに!
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